3月26日に2021年度の政府予算が成立しました。一般会計の総額が過去最大の106兆6097億円。ちなみに2020年度予算は「過去最大の102兆6580億円」と報道されました。
新年度予算が成立 与野党などの反応 | 来年度予算案 | NHKニュース このニュースの太字だけをスクロールして読むと、与野党が対立している論点が、なんとなくわかります。コロナ対策が十分かどうか。

この予算の内容は、財務省のHPにのってます。https://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2021/seifuan2021/index.html 予算のポイントは、こちら👉 の資料2がわかりやすいです。https://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2021/seifuan2021/01.pdf
感染拡大防止の次にデジタル社会、グリーン社会の実現、、、とコロナとは関係なさげな大見出しが並んでいて、あれ?今、コロナで大変なはずなのに。内容を決めた頃は、4月にはコロナが収束していると思っていたのか、たとえ感染拡大しても防止策はどこまでも小出しでという政権のキャラ?なのか。
予算がどのような流れで進んでいくかは、https://www.mirasapo.jp/budget/guide/process.htmlこちらの図がわかりやすいです。
毎年8月に各省庁が財務省に対して概算要求(来年度に何をやりたいか決めておく=予算が必要な事業はこの段階で、担当する省庁の要求にのっからないとムリってことになります)
財務省と各省庁間で折衝?話し合い、協議が行われます。
毎年12月には、財務省の予算原案が策定され、12月末には政府予算として閣議決定(大臣全員がOK=内閣として了解)されます。
1年がかりで予算案が作られていきます。ですから、コロナ感染拡大のような先が読めない時は、予備費を活用することに。予備費の使い道は国会の議決を経ないので、政府が勝手に使ってしまうのではとの批判があります。
閣議決定とは☞ https://say-g.com/cabinet-decision-531 毎週火曜日と金曜日の午前中に開かれています。
予備費については☞ https://www3.nhk.or.jp/news/special/sakusakukeizai/articles/20200605.html