子ども達の感染拡大を受けて、文科省は、学校で児童生徒等や教職員の新型コロナウイルスの感染が確認された場合の対応ガイドラインを8月27日に公表しました。title (mext.go.jp) ①同一学級で2~3人の感染が判明、②感染確認が1人でも周囲に未診断の風邪などの症状がある人が複数いる、③1人の感染が判明し、複数の濃厚接触者がいる。👉①②③のいずれかに該当する場合 は、5~7日程度が目安の学級閉鎖へ ④複数の学級を閉鎖するなど、学年内で感染が広がっている可能性が高い場合👉学年閉鎖 ⑤複数の学年を閉鎖するなど、校内で感染が広がっている可能性が高い場合👉学校閉鎖

インフルエンザの学級閉鎖はクラスの20%が基準メドのようです。新型コロナの感染力の強さを踏まえ、感染者1名でも対応する。これまでは、子どもや教員に感染者が出て、クラスで長時間一緒に過ごしていても濃厚接触者ゼロ、PCR検査も不要、何もせずの学校があったりと、対応がまちまちでした。このガイドラインにより、私学も含め統一的な対応がとられるようになるのでしょうか。重要なのは、「迅速に対応するため、平常時から学校と保健所が連携をとり、初動体制について、あらかじめ整理しておくこと」と書かれており、学校現場は本当に大変だと思います。
日本小児学会と日本小児科医会は8月26日に共同声明を出しています。http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20210826_c_s.pdf ✔全国一律の一斉休校ではなく、地域の状況に応じて、やむを得ない場合には休校や学級閉鎖や分散登校を。 ✔日本学校保健会が運営する「学校等欠席者・感染症情報システム」により地域の発生状況をリアルタイムに把握し、データを関係機関が利用できる環境の整備。このシステムは、現在、全国の学校の約半数、保育園の約 4 分の 1 において利用されているそうです。https://www.gakkohoken.jp/files/ccenter/system/20210412/r03_donyu_tuti.pdf ✔学校、学習塾、学童保育での効果的な感染対策 ✔関係者の積極的なワクチン接種 ✔小学校休校など場合にも、子どもの行き場所や養育者を確保できるように、十分な配慮と準備が必要。 ✔中学校・高等学校には、小学校よりも強い感染対策が必要。特に高等学校では、リモート教育の積極的な活用が望まれる。課外活動は、流行状況を考慮した制限も必要 ✔家庭の経済的負担軽減のため子ども用マスクの無償提供
学級閉鎖になるまでは、どんなに住んでいる地域で感染が拡大しても、子どもを学校に行かせるべきか。塾はどうしたらよいのでしょうかね。うちの子どもはオンライン授業が苦手です。やるならリアル。感染が怖いから家にこもっていてほしいけど、成長ざかりの子どもが一日家で過ごすのも不憫。こんな生活しててどうなっちゃうんだろうかと、何とも言えない気分に毎日毎日なります。そのせいか?私の言うことが二転三転していると子どもに指摘されたりします。揺れて悩んでます。最近は、子どものほうがゲーム🎮にも飽きたと言いだしました。
日本小児学会等の声明では、「学校活動を維持することは、子どもの健全な発育のためにも最も重要な優先事項」「休校は子どもの生活を大きく変え、心身にさまざまな影響を与えうる措置です。きめ細やかな対応をしてこの状況を乗り越える必要があります」とも書かれています。一年半にも及ぶ新型コロナ蔓延で、学力、体力、健康等子ども達のあらゆる面で大きな影響がでているのを実感しています。 新型コロナの前は、冬に子どもが学校到着後早々に学級閉鎖が言い渡され、突然帰宅パターンが何度かありました。学校でインフルエンザの話がでてきたら、10時には家に戻ってきてしまうかもと心づもりしていたことを、ちょっと懐かしく思い出します。今回は、感染力が桁違い。親のほうもどう対応してよいのか、頭が追いつきません。