男女共同参画白書の2021年版によると、コロナ下で女性の家事・育児に充てる時間が増えたのは,世界共通にみられる現象とのこと。

https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r03/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-c01-01.html 料理・食事の提供の時間が増えた人の割合は、👩32%/👨18% 掃除・洗濯は、👩45%/👨35%です。子どもの身の回りの世話は、👩
ママプロジェクトJapan「コロナ禍の家事負担」についてアンケート調査結果でも、コロナ禍において7割を超える母親が「特に料理への負担感が増えた」と回答し、イライラすることで夫や子どもとのトラブルが増え、また「テイクアウト」「デリバリー」では負担軽減の真の解決にはなっていないことも判明しました、と書いています。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000077037.html
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r03/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-c01-02.html 子どもの世話に費やす時間は、日本は👩コロナ前は週26時間、コロナ後は週29時間/👨コロナ前は17.3時間、コロナ後は19.1時間。ホームステイした後も、男性の育児時間はコロナ前の女性の育児時間に遠く及びません。
家事や育児のことを無償労働、アンペイドワークとも言います。家事も育児も私たちの日常生活に不可欠、そのものであるのに、💰が払われず、やって当然と社会的に評価されることなくきました。この無償労働こそが、女性が社会的に弱い立場、評価されない根本的な原因なのではと指摘されています。https://eleminist.com/article/407
内閣府では1997年から「無償労働」の貨幣評価を行っています。https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/sonota/satellite/roudou/roudou_top.html 離婚時の財産分与の発想は、家事労働をすることにより夫婦の財産の形成に貢献したと考えます。金銭的な評価につながっている例の一つかなと思いました。
家事も育児も、れっきとした一つの専門的な仕事だと思います。全面的に担ってみればわかると思います。