アフガニスタンのジェンダーギャップ指数2021は156位の最下位です。でも、政治分野に限定すれば、アフガニスタン111位、日本147位で日本のほうが下。https://eleminist.com/article/1677「政治分野の男女格差は先進国で最大 アフガンより女性閣僚・議員が少ない日本」https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2021092100074.html

内閣府の男女共同参画局HPにアフガニスタンの女性支援に関する懇談会 が載っています。
2002年2月、「アフガニスタン復興支援国際会議」が日本で開催された際、日本が復興支援において重点的に貢献すべき分野の一つとして「女性の地位向上」をあげたのを受け、「アフガニスタン復興支援を進めるに当たり、女性のニーズに配慮した支援の在り方について検討を行い、2002年5月には、「アフガニスタンの女性支援策について」をとりまとめました。https://www.gender.go.jp/kaigi/kento/afgan/houkoku/pdf/haf01-gaiyou.pdf 2012年の総括までフォローアップが続きました。https://www.gender.go.jp/kaigi/kento/afgan/siryo/pdf/af15-3_1.pdf https://www.gender.go.jp/kaigi/kento/afgan/siryo/pdf/af15-3_2.pdf の2頁には「アフガニスタン女性支援の効果」として「ジェンダー不平等指数」の推移が載っています。興味深いです。
今年4月にアメリカのバイデン米大統領が米軍撤退を表明。8月15日には、首都カブールが陥落。8月末には、米軍が撤収。アフガニスタンの実権を握ったタリバンは、女性の就労を阻んだり、女子が中等教育を受ける機会を奪ったりするなど、女性の権利制限を強めており、国内では不安が高まっていると報道されています。
政権が変われば一瞬で違う体制になってしまう。
タリバン政権が着用を義務づけようとしている黒いアバヤではなく、鮮やかな伝統衣装を着用する女性たちのハッシュタグは「Do not touch my clothes(私の服に触るな)」。伝統衣装を纏い、タリバンに対抗する女性たち。|Society & Business|madameFIGARO.jp(フィガロジャポン)