今回の候補者の女性比率は18%。前回の選挙の投票率は👨54%、👩53.3%。男女別の投票率には大差はありませんが、年齢別ではくっきり違いがあることが、総務省の「目で見る投票率」でわかります。https://www.soumu.go.jp/main_content/000696014.pdf

例えば2017年の衆院選挙の男女別の投票人数と割合は、👨27,727,873(54.08%)👩29,225,003人(53.31%)。
今回の選挙での、各党の立候補予定者数と女性比率 自民 330(9.7%)、立憲 240(18.3%)、公明 53(7.5%)、共産 130(36.2%)、維新 94(14.9%)、国民 26(30.8%)、れいわ 21(23.8%)、社民 15(60.0%)、N党 30(33.3%)
男女別の投票率にあまり差はありませんが、立候補者の男女比率は極端にバランスが悪いです。今更、指摘するまでもないことではありますが、女性は男性と同程度投票には行き、政治に関心をもっていますが、立候補はしない。
次に年齢別をみると
H26 年 20代29.72% 70-74才72.16%
H29年 20代30.69% 70-74才74.13% この数字を見ると、政治家や政党が70才をターゲットにするのには根拠があるということになります。ここまで投票率が低いと、政治家は若い人のための政策には無頓着になり、投票してくれる70才代のほうを向いて仕事をするということになってしまいます。
衆院選立候補者の平均年齢は54.2歳。自民党56.6歳、公明党53.3歳、立憲民主党53.5歳、共産党52.6歳、日本維新の会50.5歳、N党43.5歳、社民党64.0歳 等
立候補者を年代別に見ると、50代が32.3%で最多。40代は25.1%、60代は24.0%、70代は8.3%、30代は8.1%、20代は1.3%、80歳以上が1.0%。
こちらは投票率も立候補者の年齢も20代が極端に低いです。立候補できる年齢が25才というのを差し引いても、ここまで投票に行かない、立候補もしないとなると、政治に無関心、期待してない、政治が必要ない?それどころではない?? その結果、損をしている???
これ以外にも、投票率と天候・争点等の状況、都道府県別投票率などがのってます。都道府県別で一番高い投票率は、山形県64.07%、一番低いのは徳島県46.47%。過去で一番高い投票率だったのはH19 年選挙の島根県が71.81%、一番低いのはH28年選挙の高知県45.52%この差は何?
成人年齢が18才に引き下がったことで、18才19才に選挙権が付与されました。18才選挙権の1回目の2017年の選挙では、18才19才の投票率40.49%でした。この数字は期待できるものだと思います。若い人が投票したくなるような、可能性を感じさせる選挙、政治になってほしいです。