11月は「過労死等防止啓発月間」です。日本の「過労死」は世界的にも認知されいて「karoshi」というワードが英語の辞書に登録されているとか・・・。厚生労働省のHPで「しごとより、いのち」と呼びかけています。過労死等防止対策白書も公表しています。

「世界の労働時間ランキング!日本の労働時間は世界と比べて長い?」 の記事には、「経団連の2019年労働時間等実態調査によると、パートタイム労働者を除く労働者の年間労働時間は、約2,000時間」と書かれていて、世界の中でも長時間労働トップ3に入る勢いです。
一方、「日本の労働生産性 OECD38か国で23位 G7では最下位 | NHKニュース」従業員がどれだけ効率的に働いているかを示す「労働生産性」が、日本はOECDに加盟する38か国中、23位、G7=主要7か国の中でも最下位が続いており、アメリカやフランスのおよそ6割の水準にとどまっているそうです。
厚生労働省は毎年行っている「令和3年「労働安全衛生調査(実態調査)」によると、労働者の53.3%が「強いストレスとなっていると感じる事柄がある」と回答しています。半数以上が「強い」ストレスを感じながら仕事をしている…この状態が改善されずに常態化しているのにも驚きます。
「なぜ、日本の職場は世界一ギスギスしていると言われるのか?」では、日本の職場は世界一ギスギスしていて、人間関係、生産性、やりがい、満足度においてワーストワンだと指摘されています。
一体、日本の職場って・・・どれだけブラックなんだろう。まるで自らで自らに鞭を打つように仕事をしている感じです。命だけはなんとしても守らないと。まずは自分の職場から。
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過労死に関する情報がまとまっています⇒ 厚労省HP しごとより、いのち