統一自治体選挙の季節

今年は4年に一度の統一自治体選挙の年です。課題はなり手不足とハラスメント対策。前回の2019年の統一自治体選挙で、無投票当選は都道府県議は約27%、町村議は約23%でした。定員割れした選挙区もありました。

理由として言われているのは、政治という仕事に魅力がないから。立候補するまでは、仕事を一旦やめないといけない、生活が不安定、選挙にお金がかかる・・・議員になれたとしても、地方によってはアルバイトをしないと生活できないくらい報酬が少ない。選挙の度に、失職のリスクがある。安定した人生設計が難しい等々。それでも政治家になりたいと思えるものがない?

最近、問題視されるようになったのは有権者から候補者へのハラスメント、いわゆる票ハラです。議員同士のハラスメントもニュースになるようになりました。少しずつ可視化されるようにはなってきました。「政治分野における男女共同参画推進法」では、ハラスメント対策が明記されています。内閣府男女共同参画局の「政治分野におけるハラスメント防止のための取組」では、ハラスメントの調査結果を見ることができます。

政治は私たちの生活に密接不可分。住んでいる地域の困りごとを解決し、実態に合わない仕組みを変えたり、適切に予算を配分したり等々、やりがいのある仕事のはずです。

【選挙の予定】
道府県知事選挙 2023年3月23日(木)告示 4月9日(日)投票 (17日間)
北海道、神奈川、福井、奈良、大阪、鳥取、島根、徳島、大分の9道府県

政令指定都市の市長選挙 2023年3月26日(日)告示 4月9日(日)投票 (14日間)
札幌、相模原、静岡、浜松、大阪、広島

道府県議会議員選挙 2023年3月31日(金)告示 4月9日(日)投票(9日間)
岩手、宮城、福島、茨城、東京、沖縄以外の41道府県

政令指定都市の議会議員選挙 2023年3月31日(金)告示 4月9日(日)投票 (9日間)
札幌、さいたま、千葉、横浜、川崎、相模原、新潟、浜松、名古屋、京都、大阪、堺、神戸、岡山、広島、福岡、熊本の17政令市

政令指定都市以外の市長・区長、議会議員選挙 2023年4月16日(日)告示 4月23日(日)投票 (7日間)
(参考 2019年は首長…市:83、区:11 議会…市:294、区:20)

町村長、議会議員選挙 2023年4月18日(火)告示 4月23日(日)投票 (5日間)
(参考 2019年は首長…町村:120 議会…町村:372)
震災のあった東北3県や沖縄県は時期がずれています。

2019年の統一自治体選挙の状況については、総務省の「平成31年4月地方選挙結果調

「地方議員なり手がいない」無投票当選どころか全国8町村で定数割れ… ある町議会若手議員“現実”を取材 | 特集 | 報道ランナー | ニュース | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)

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